第1教室:『サウンドオブミュージック』(英語学習)

『サウンドオブミュージック』はマリア・フォン・トラップの自叙伝です.ご一緒に読みませんか?

語学学習日記(406)(英語学習)サウンドオブミュージック


サウンドオブミュージック(406)


———————————【406】————————————————
                 
Running over*  to me as I stood on a ladder washing a big
crystal chandelier,  they yelled from afar :  

  " Father says he doesn't know whether you like him at all ! "

 
————————————(訳)—————————————————
                   
水晶作りのシャンデリアを梯子段に上って、洗っている
私のところに、遠くから叫びながら子供たちが、駆け寄
って来ます:

  「お父様がおっしゃるのだけど、先生はお父様の
   ことが好きかどうか、わからないそうよ。」


————————————《語句》—————————————————
             
run over to ~、とか come over to ~
など、移動を表す自動詞と、to の間に、しばしば over 
が介入することがあります。空間の移動を表すover なので
すが、訳すときには、相当する日本語がありません。
辞書には「めぐってやって来る」などが載っていると思い
ますが、わずか部屋の中の空間で、「めぐって」も「はる
ばる」もありえません。せいぜいのところ「~の方へ」
ぐらいの訳出しかできません。
【結論】: over を訳すと、オーバーな表現になるので
      わざわざ訳さないでおきましょう。