第1教室:『サウンドオブミュージック』(英語学習)

『サウンドオブミュージック』はマリア・フォン・トラップの自叙伝です.ご一緒に読みませんか?

語学学習日記(443)(英語学習)サウンドオブミュージック


サウンドオブミュージック(443)


———————————【443】—————————————————
            
Now they were my children,  and I was their mother.
There was a world of difference.  We all loved each 
other in a new way,  and it was very beautiful.  If I
had to take  the same step now* ——oh,  I am sure I  
wouldn't dare.  I would see all the dangers and difficul-
ties in taking over the place of a second wife and sec-
ond mother.

———————————(訳)—————————————————
            
今や、彼らは私の子供たちなのでした.そして
私は彼らの母親なのでした.そこには天地の違い目
がありました.私たちは、お互いを、新しい方法で
愛情を示しあいました.そしてそれはとても素晴ら
しいものでした.今も(今まで通り)同じ歩調で
やっていくのなら——ああ、きっとそうはしないが、
私は2番目の妻、2回目の母親という立場を引き継ぐ
ことの危険性や困難さと遭遇することになるだろう.
 

—————————《語句など》————————————————
                 
a world of (形) 多大な、非常にたくさんの、
         (副) おおいに、はるかに、おびただしく 
take the step ①歩を進める、歩む
     ②措置を講ずる
* if I had to take the same step now
  今回も同じ方法を取らないといけないなら  
 (仮定法過去=現在の状況と違う仮定した現在の
  架空の状況を述べている.)
  つまり、今までと同じ歩調では暮らしていくことは
 しません.  気持ちを切り替えます. でももし、
 これまでと同じような暮らしぶりになれば、
 後妻である立場や、継母である立場には、危険と
 困難が待ち構えているはずだと言っています.
  I would see all the dangers and difficulties in taking 
 over the place of a second wife and second mother.


—————————≪文法≫——————————
         
仮定法過去=動詞の過去形(be 動詞はwere)を使って
      現在の事実とは違う世界を想定する叙述法
            この「仮定法」には、「仮定部」と「帰結部」
      があり、
「仮定部」=if + 仮定法 (もし~だと想像すれば)
「帰結部」=主語+would (もしくはshould)+ √動詞
              (~なのだがね)(~のgはずだよ)
If I were rich I would give you more money.
(もし私がお金持ちなら、君にもっと
  お金をあげるはずだけどね.)