サウンドオブミュージック(428)
———————————【428】—————————————
The next day after breakfast their father told his children
that they had been right ; only if he married me, could I stay *
for ever. And for that reason he was going*² to marry me. It
was touching and heart-warming to feel behind all the kissing
and squeezing that followed, the genuine joy and relief of the
children——my children.
————————————(訳)————————————
翌日、朝食の後で、お父様は子供たちに言いました、
みんなの言ってたことが正しかったよと;ただ1つ、自分
がマリア先生と結婚すればいいことだ、それでマリア先生
はずっと、家に居てもらえるのだと. そしてその理由でもっ
て、お父様は、マリア先生と結婚する予定だと告げました.
子供たちにキスをして、それからぎゅっと抱きしめた奥に
子供たちの本当の喜びと安堵を感じました. それは感動的
で心温まるものでした.
——————————— 《語句》 ———————————
only if he married me, could I stay...
これはthier father told の内容なのでthatを補って考えます.
I というのは、この自叙伝を描いている人、すなわちマリア
先生なのでtheir father told only if he married Maria, she could
stay for ever. お父様がいいました, 自分がマリア先生と
結婚しさえすれば、先生はずっと家にいられるのだよと.
married と過去形になっているのは「時制の一致」に
よるものです.
*² be going to + 原形動詞 :~する予定です.
~するつもりです、と訳すこともあります。
will + 原形動詞も「 ~するつもりです」と訳すのですが、
それは「意志、意向」を述べる話法です。
一方、be going to のほうは、自然のなりゆきを言うときに
使います. 「(このままだと)~になります.」
凶悪犯がピストルを突き付けて、
金庫を開けないと、このままじゃ
you are going to die.(あんた死ぬことになるぜ)
なんて言いそう!