第1教室:『サウンドオブミュージック』(英語学習)

『サウンドオブミュージック』はマリア・フォン・トラップの自叙伝です.ご一緒に読みませんか?

語学学習日記(339)(英語学習)サウンドオブミュージック


サウンドオブミュージック(339)


———————————【339】———————————————
                    

          Ⅴ.  God's Will Hath No Why  

  The following weeks were very happy ones.  Real winter had
set in,  and the hobnailed boots, mittens,  and ski trousers were    . 
in daily use.   We didn't understand how we ever could have
got along without them.


—————————————(訳)—————————————————
                    
     Ⅴ 神の御心になぜと問う勿れ

 それから数週間、私たちは至福の時を過ごしました。本格的な
冬になりました。スパイク・ブーツも二股手袋もスキーウエア
パンツも、もう毎日着用しています*。これらがなくては、
一体どうやって、日々を乗り切ることができるか、まったく
理解も想像もつきません。


————————————≪ひとこと≫————————————————
              
いつもそうですが、地の文は、過去形です。なので正しくは

  「・・毎日着用していました。」

です。英語の試験で訳せ、という問題が出たら、次のようにお願い
します。

~ are in daily use. なら、「毎日使います、使っています、着用しています」
~were in daily use なら、「毎日使っていました、着用していました」

物語は、すべて過去形で書いてしまうと、読み手は疲れてしまいま
す。 なぜなら、まったく別世界の異次元の出来事で、自分とは何
のかかわりもないと、だんだん、そう思うようになるからです。
読者と共有体験できるように、ときどきは、現在形にしたほうが、
読みやすくなりますので。