サウンドオブミュージック(239)
—————————【239】————————————————
Agathe held my guitar. I had shown her how to accompany simple
songs. With cheeks red from excitement, Maria played a descant,
while we sang in three parts,
" In Dulci Jubilo."
Suddenly somebody opened the door.
——————————(訳)—————————————————
アガサが私のギターを持ちました。彼女には簡単な歌の伴奏
法を伝授していたのです。 エキサイトで頬も紅潮させながら
マリアは、ソプラノ部を歌い、あとは三部合唱で
「もろびと声あげ」
歌っていたとき、突然ドアが開きました。
——————————《語彙》—————————————————
descant ディスカント(中世音楽で用いられる装飾高音部)、
讃美歌の主旋律を装飾する高音部
ソプラノ・リコーダー(縦笛)を意味することもありますが
物語の流れから見ると不自然。ここはマリアが最高音域
を受け持ったと解釈する方が自然。
In dulci jubilo クリスマス・キャロルで(讃美歌102番)
「もろびと声あげ」という定番の日本語訳があります。