第1教室:『サウンドオブミュージック』(英語学習)

『サウンドオブミュージック』はマリア・フォン・トラップの自叙伝です.ご一緒に読みませんか?

語学学習日記(英語学習)サウンドオブミュージック(625)

 
サウンドオブミュージック(625)


—————————【625】————————————————

 I had been given the only vacant room in the whole house, 
which happened to be next to the maternity ward.      
 

——————————(訳)—————————————————

 私は病院全体の中のたったひとつの部屋があてがわれて
いましたが、ここがたまたま出産病棟の隣だったのです.


.—————————⦅語彙⦆—————————————————

house:どう考えてもここでは「家」という意味にはなり
  ません.大辞典にも当りましたが「病院」という意
  味は載っていませんでした.どうしよう?もう一度
  house の項目を一粒一粒、まさにつぶさに見ていく
  と「修道院」という意味がありました.じゃこれに
  こじつけて「修道院の付属病院」だったらhouse
  でいけるかも!ということで、「病院」と訳します.
  その病院は修道院会、訳文は牽強付会. 
ward:病棟、病室、(辞書では病棟が太文字に表示され
  ていたのでこれが第一義の訳であることがほのめか
  されています.なのでそう訳しますが、話の流れで
  は、すぐ隣ということのようですので、きっと渡り
  廊下で隣の別棟に行けたのでしょう.