第1教室:『サウンドオブミュージック』(英語学習)

『サウンドオブミュージック』はマリア・フォン・トラップの自叙伝です.ご一緒に読みませんか?

語学学習日記(398)(英語学習)サウンドオブミュージック


サウンドオブミュージック(398)
                                               

—————————【398】—————————————

He got up from the bench and seemed deeply moved.

  “ Well, what's the matter ? ”
  
the Princess asked.

  “ Anybody ill ? ”

  “ No, nobody is ill, ”
 
he answered slowly ;  and then,  taking both her hands,  

he added:

  
 “ but I know now I cannot marry you,  Yvonne; 
    I love somebody else.  I am sorry,  but you made me wait 
    too long.  You should have taken me when I asked you
    three years ago.”
 
  —————————(訳)—————————————————

大佐はベンチから立ち上がりました。手紙に心を動かされた
ようでした。

  「ねえ、どうなさったの?」

王女様が聞きました。

  「どなたかご病気?」

  「いいえ、誰も病気ではありません。」

大佐は、ゆっくりと答えました。  それから王女様の両手を取って
付け加えました。

    「しかし、ひとつ言えることができました。イヴォンヌ、
   私はあなた以外の人を愛してしまいました。申し訳ない。
   ああ、あなたは、私をあまりにも長く待たせすぎたのです。
   3年前、私があなたにプロポーズしたときに、受け入れて
   くれてたらよかったのですが。」


————————《語句》———————————————

taking both her hands:  
   学校ではtake her by the hand(s) と習ったかと思います。
   しかし、映像的に、手に集中させるには、直接手を目的
      格にしたほうが効果があります。実際の頻度は、
      (take him/her by 体の部分)と直接表現(take 体の部分)
      の場合とでは、状況にもよりますがほぼ半々のようです。