第1教室:『サウンドオブミュージック』(英語学習)

『サウンドオブミュージック』はマリア・フォン・トラップの自叙伝です.ご一緒に読みませんか?

語学学習日記(352)(英語学習)サウンドオブミュージック


サウンドオブミュージック(352)


————————————【352】————————————————
                    
There were  no lessons this afternoon,  everybody being busy with
the regal guest.   Sitting  at my desk,  I tried to keep my thoughts 
on  to-morrow's school work,  telling  myself  over and over again.

    " This is none of your business——none of your business
       at all, "

when  someone  knocked at  my door,  and——it was the Princess ! 
A little bewildered,  I bade  her  come in and sit down.   


————————————— (訳)—————————————————
                        
午後はレッスンはありませんでした。 みんなそれぞれゲスト
の王女様のお相手におおわらわです。私は自分の机の前で明日
の学科のことを、独り言をつぶやきながら、考えていました。

   「フロイライン・マリア、これはあなたには関係のない
   ことだわ——全く関係がないのよ。」

その時、誰かが私の部屋のドアをノックしました。そしたら、
それは、王女様でした。  ちょっと戸惑いながらも、中に入って
座ってもらいました。

—————————————《語句》————————————————
                          
regal guest    王室の来賓客
bewilder(他)当惑させる、まごつかせる   
 bade  < bid  (bid, bade, bade)(現在、過去、過去分詞)
    命ずる、ただしここでは、招待するというほどの意味で、「命ずる」
  感覚はありません。「あらどうぞ、お入りになって」ほどの感じ。